2012/02/18
2012/02/17
Oゲージのベルト駆動JR東E231系10連
Smooth running of belt-drive cars in O scale
神戸市立青少年科学館で2月11、12日に開催された「第16回 鉄道模型とあそうぼう」にJORC関西も出展ということで、お手伝いに行ってきました。
東京から駆け付けた楠居利彦氏の巧みなナレーションと相まって、観客はユッタリと走行するOゲージ・モデルに釘付けといった風でした。
中でも異彩を放っていたのが、関西では見慣れないJR東日本のE231系10連です。見るからに手作りではあるものの、走りは快調そのもの。ベルト駆動だとお聞きしてビックリです。【画像はクリックで拡大します】
2012/02/16
貨車用台車の変遷 CBD 1895年版
Transition of freight car trucks appeared in the Car Builder's Dictionary 1895 by the Master Car Builders Association
1888年版に引き続きカー・ビルダーズ・デクショナリーで貨車用台車の発達を追います。今回は7年後の1895年(明治28年)版です。
右がその革表紙で、コーネル大学図書館の蔵書です。
特筆すべきは、表紙に押されたJ.G.ブリル社寄贈という金文字のタイプです。
巻末に16頁にわたる同社製品の紹介があって、力の入れようが伝わってきます。この頃から1910年前後まで、市街電車や郊外電車を建設する大ブームが巻き起こりますので、時代の花形企業だったわけです。
虎は死して皮を留めるというか‥‥。【画像はクリックで拡大します】
2012/02/14
台車探求:アライド・フル・クッション台車
A pursuit of truck construction, Allied Full Cushion Trucks manufactured by Allied Railway Equipment Company
アメリカ型の台車の中で、何と言っても不思議な形はこれ、Allied Full Cushion Truck。第2次世界大戦中に登場の兵員輸送車Troop Sleeperが履いていたそれです。
私の予想は、枕梁に僅かに横動を与えるバーバー式のラテラル・モーション機構があって、軸箱はウィング式のコイルバネに天秤式の板バネを備えた、所謂ゲルリッツ式ではないか、というものです。
しかし実態は、まさに想像を絶していました。【画像はクリックで拡大します】
2012/02/07
貨車用台車の変遷 CBD 1888年版
Transition of freight car trucks appeared in the Car Builder's Dictionary 1888 by the Master Car Builders Association
前回は「カー・ビルダーズ・ディクショナリー」の1879年版でしたが、今回はその9年後、1888年(明治21年)版を見ていきます。ネタは、これもGoogle booksです。【画像はクリックで拡大します】
2012/02/03
貨車用台車の変遷 CBD 1879年版
Transition of freight car trucks appeared in the Car Builder's Dictionary 1879 by the Master Car Builders Association
アーチバー台車が発明されたのは、いつか、という疑問をずっと持ち続けているのですが、ハッキリとした答えがなかなか見つかりません。MR誌の1956年3月号p60-61に、「初期の台車はウッド・ビームに金属製ペデスタルの組み合わせが標準設計で、1860年代から70年代にかけて金属製のアーチバー台車が開発されるまで続いた」とあるくらいです。
一方近年は、古い著作権の切れた書籍がネット上に登場するようになって、中に鉄道モノも含まれるようになってきました。
その一つが、MCBA、マスター・カー・ビルダーズ・アソシエーションが編纂した、「カー・ビルダーズ・ディクショナリー」です。【画像はクリックで拡大します】
2012/02/01
ロアリング・キャンプで見たアーチバー台車
A pursuit of truck construction, Many types of arch bar truck operated by Roaring Camp Railroads
ちょうど4年前の2008年2月に、カリフォルニア州フェルトンFeltonのロアリング・キャンプという保存鉄道をdda40x氏と訪問しました。
シーズンオフで閑散とした構内だったものの、3フィートナローのプリマスとか、ハイスラーが動いていて、それは夢のような光景でした。
ただ、私が大感激だった理由は他にもありました。
それは、遊覧オープン客車が履いていた古風なアーチバー台車の数々です。【画像はクリックで拡大します】
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