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2012/07/17

伊藤剛さんのフカヒレ・イコライザー

An analysis of an equalizer using a pair of swinging bars, the Shark-fin equalizer system. This was invented by Mr. Ito Go, and the demonstrators were made by Mr. Konno in Sendai.

 仙台の今野喜郎さんがブログ「コンちゃんの模型日誌」で7回にわたり、"Shark-fin shaped equalizer"の試作の様子を解説されました。

Konno_photo2_2
この写真は同ブログから引用させていただいたもので、縦横比を弄り、かつ反転させています。

 氏も書かれている通り、これは元々、名古屋模型鉄道クラブの伊藤剛さんの創案で、前後台車が引き起こす左右方向のネジレを車体中央まで導いて、車体の傾きを平均化するという、大変に興味深い構造をしています。
 ところで、これが「ロンビック・イコライザー」だというのですけれど、造作が全く別物ですから、疑問を抱かれている方も多いことでしょう。
 そこで、私の珍妙な解釈を披歴しようと思い立ちました。【画像はクリックで拡大します】

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2012/07/14

ジョン・アレンのG&Dボックスカーもプラ板で

How to build old style paper-side cars in today's fashion, part 2: This example uses online image data of John Allen's GD Line boxcar, which originally appeared in the December 1980 issue of NMRA Bulletin.

 ペーパーサイドの型紙は単に画像情報ですよね。
 何か面白いものがネットにアップされていないだろうかと探したら、ありました!
 なんと、伝説のレイアウト、G&D鉄道のボックスカーです。

 どうもNMRA会報の1980年12月号に掲載されたものの様で、Z、N、TT、HO、S、さらにOスケールと揃っています。さっそく画像を取り込んで印刷してみました。【画像はクリックで拡大します】

Nmra_carsides_a

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2012/07/09

ペーパーサイド・ボックスカーをプラ板で

How to build old style paper-side cars in today's fashion, part 1: The first example is a boxcar and uses a supplement to the December issue, 1979 of NMRA Bulletin. One of the key points is to construct the body core with styrene sheets, and the other is to use a glue stick which claims to be strong enough to bond even metals.

 大量の半端な1.2mm厚さプラ板が出て、一つ閃きました。
 これで箱を組んで、その上から紙に印刷されたボックスカーのサイドを貼り付けるというアイデアはどうでしょう。格好の接着剤があるのです。

 2年前にWGさんから頂戴したカラーコピーが少々あって、このうちNMRA会報1979年12月号付録のHOゲージ用を組んでみました。(WG@模型倉庫参照)【画像はクリックで拡大します】

90dsc09672

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