« ウォルサーズのカプラー・アダプター(1) | トップページ | MDCの50’FMCボックスカー »

2015/03/05

ディテールズ・ウエストのカプラー・ポケット

Coupler-cushionizing projects, part 6: Details West's Cushion Car Coupler Pocket, and Bachmann's All-Door Boxcar.

25dsc02156

 ディテールズ・ウエストが販売するパーツは、ほとんどがソフトメタル。製造ロットが少ない場合に有効なんだろう。ただし、利用する側にすれば、強度や精度が心配。鋳肌面が平滑ではないという不満もある。
 かつて試しに取り寄せたのは、品番CC-1010、Cushion Coupler Pocket General 60' Freight Car。現在でも販売。これをどこかに利用できないかと考えた。【画像はクリックで拡大】

 現物をモデルにアテガッテみると、「60フィート車用」とされている通り、その標準的なオーバーハング寸法では車輪の動きをちゃんと逃げている。難儀なことに手持ちの60フィート車は皆、製品の段階でクッション化対応済み。50フィート車に取り付けたいものの、取付ビスの位置が合わない。

 バックマンのオールドア・ボックスカーが長さ195mmで、実車換算56フィート。これには納まる。まあこのモデル、尋常ならざる寸法ということ。

11dsc01984

20dsc02169 大きな問題は、フタの固定。接着剤は、ノリ代が少な過ぎる。ハンダ付けは怖い。

 じゃあ、ネジ止め。ただし、フタが上側だから、ビスの頭がもろに見える。ナベ小ネジは不細工。サラ小ネジを使おうにもフタが薄過ぎる。

22hikuatamam2_2 ちょうど入手していたのが、「超低頭小ネジ」。頭の薄さが0.3mmだという。

 近所のホームセンターに置いてあった。
 M2は、首下長が2mm、2.5mm、3mm、それに4mmの4種類、すべて税込138円。ただし数が、たったの6本。1本当たり23円の勘定。小ネジって、100本で150円程度という認識だから、ビックリ。

 ポケットにはM2×4がピッタリ。
 ネットを検索すると、この「八幡ねじ(official site)」というメーカーの製品しか無い。

 M2で0.5mm厚のものは「ミスミ(official site)」というところが売っていて種類が豊富。ところが、ロットが大きくて、業務向け専用の様子。個人には販売してくれそうにない。値段は100本で1,700円ほどと高い。
 でも、首下長5mmとか6mmは、これでも欲しい。

 さて、出来上がったものが次。感じは、まあまあ。カプラーの復元も、思いの外スムーズ。
 無塗装のままにしておくつもり。

26dsc02166

 ところで、オールドア・ボックスカーって、ご存じだろうか。

 2種類あって、1つは国鉄のワム80000の方式。引戸が4枚で、引き違いで2枚分の開口寸法が採れるもの。あっちでは、1970年代のスロール社製がモデル製品化されている。

 もう1つが、今回弄ったバックマン製。1960年代初頭にプルマン・スタンダード社がサザン鉄道SR向けに40両を製造した。

51dsc02162

52dsc02158

 サイドのドアが、シャッターになっていて、全て巻き上げられる。おまけに残った2本の柱は、片方に寄せられるから、サイド全体がモノの見事にアケッピロゲ。

 実車写真は、Car Builders' Cyclopedia 1961年版p97から引用の先行試作車。
 この構造だから、誰が考えたって自重が心配。よって、量産車では側梁に軽量穴。

 問題は、カプラーの出代。クッションはプルマン・スタンダード社のハイドロフレーム60。ということは、ストロークが60インチなのだけれど、模型にして17.5mmでは如何にも大き過ぎる。これは、伸び代と縮み代を合わせた寸法。
 次の図面集に3フィート8インチと出ている。車端からストライカーまでの寸法。よって、モデルでは12.5mmとしておいた。

 この本、同鉄道歴史協会の出版。433 x 280mmという大判の総160頁。定価60ドルで、送料は米国々内向けと同じにしてもらえた。このボックスカーを知りたいためだけに購入して、十分に満足。

 もちろん、Netherlandsのスキームはフィクション。SR車も、BN発足の1970年以前に消滅しているので、ガラクタボックスに展示。

53dsc02164

|

« ウォルサーズのカプラー・アダプター(1) | トップページ | MDCの50’FMCボックスカー »

ボックスカー・アトランダム」カテゴリの記事

コメント

御無沙汰いたしておりました。書き込みは初めて致します。

私はネジの都合を大阪難波の電気屋街にあるナニワネジでつけています。既にご存知だろうと思いますが関西屈指の品揃えですね。

>>おおっ! お久しぶりです。ブログも再開されていたのですね。コメントありがとうございます。
 実は今日、ナニワに行ってきました。低頭はステンレスしかなかったのですけれど、M2×5が6個で370円。1本61円! 「100本ならいくらか」と尋ねると、「2割くらい引けるかな」との反応。1年前に出回り始めた新製品だからと言っていました。数の確保は少し待った方が良さそうです【ワークスK】

投稿: 屋根裏親仁 | 2015/03/06 22:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ウォルサーズのカプラー・アダプター(1) | トップページ | MDCの50’FMCボックスカー »