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2018/09/29

エアースライド・ホッパー(5)2ベイ車の再増備

Reworking 7 Walthers' 50' Airslide covered hopper models, GATC 4,180cu.ft.

ウォルサーズ エアスライド

 ウォルサーズ社のエアースライドをまた安価で入手した。人気が無いのだろうか。まあ、当方にとっては好都合。まだまだ増える可能性があるので、自分のために加工手順を記録しておく。【画像はクリックで拡大】

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(1)パーツの接着で注意すべきは、②床板と③枠梁の間。車端のボルスター周りはもちろん強固に、そして中央の突起部分も忘れないように。
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(2)ウエイト鉄板は厚手の両面テープで貼り付ける。床上面は少々凸凹だが、ならさなくても無問題。
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(3)組み上がった重さは、キットのままではNMRA推奨値にわずかに足りない。車体長176ミリとして127グラムが欲しいところ、金属車輪化とケーディーカプラー化しても10グラム弱軽い。で、次のように補重した。数字は厳密なものではないから、不足しても直ちに支障が出るということは無いけれど、一応気分。
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 ただし、追加したウエイトが車内に隠れるといっても我が美意識に反する。ということで、一部の車は床板のくぼみに水性コーキング材を詰めることで重量を増した。この容積で20グラムを足せて、20パーセントの水分が飛んでも16グラムが残る。乾燥に1週間を要する。両面テープの貼り方を変えてみた。なんせこれ、高価。
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(4)カプラーポケットの一部を切り欠いて、ナックル戻しスプリングを避ける。必ずやらなければならないということではなくて、組立済はそのまま。カプラー自体もAccumateをそのまま残している。
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あちゃっ! ステップにバリが!

(5)⑮車端プラットフォームの接着は外れ易ので要注意。クレオスの流し込みタイプ(MEK)は不向き。塗り付けタイプが良いかもしれない。

(6)2室空気ダメは片持ち支持にならないように他端にマクラをかます。厚さは2~2.2ミリ。
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(7)床板の抜止メは必須。厚さは0.5ミリで、もちろん両側。
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(8)車輪は100トン車用36インチに交換。ピボットの回転抵抗が大きな場合があるので必ず確認のこと。

 この製品については以前にも書いた。発売時期などはそちらをご覧いただきたい(従前記事)。

 コレクションはこちら

 カメラを換えてから色が濁る。なにか設定を間違えているのかも。ホワイトバランスか?

エアースライド・ホッパー(5) 18/09/29 2ベイ車の再増備
エアースライド・ホッパー(4) 15/03/14 2ベイ車の増備
エアースライド・ホッパー(3) 08/10/07 エトセトラ
エアースライド・ホッパー(2) 08/10/03 エンジニアリング
エアースライド・ホッパー(1) 08/10/02 コレクション

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コメント

最近、Walthersも新車発売がないですね。エアタンクの固定留意点参考になります。

>>お役に立てたようで何よりです。ウォルサーズは中古市場価格をみて悟っているのでしょうね【ワークスK】

投稿: D526 | 2018/10/06 16:53

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