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2019/01/11

アキュレールの50'ボックスカー(2)

Coupler-cushionizing projects, part 23: Reworking Accurail 50' boxcars

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 既に加工済のクッションカプラーの出代が気になりだした。ウォルサーズ・アダプターの説明書通りとしたのに、たくさん見てきたら出過ぎと思うようになってきた。サンプル写真だって変だ。【画像はクリックで拡大】

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 全く同じモデルをディテールズ・ウエスト製床板に交換すると次のようになる。

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Walthersadaptor クッションカプラー化に取り組んだ当初は、せっかく伸ばすのだから、その寸法は大きな方が張り合い、なんて考えていた。また、ケーディーの可動式はポケット端の出代が12ミリもある。

 ウォルサーズのアダプターでは、だいたい9.5ミリとなる。むろん妻板の厚さによって異なる(「1/16" Notch」という記述は、床板端部でポケットを切断し、さらに1/16インチ(1.6ミリ)の切り込みを入れろという指示なのだろうか)。
 それに対してディテールズ・ウエストの床板は6ミリと短い。そのストロークの20インチはHOスケールで5.8ミリ‥‥。
 いちいち実車に合わせるのはわずらわしいので、これに揃えることとした。また短い方が列車長でも走行面でも有利である。

 まずとくに気に障るアキュレール製ボックスカー(過去記事)に着手した。
 最初に、床板上面に貼っているウエイト鉄板を剥がす。厚手両面テープの間をカッターナイフで切り裂き、残りを指で丸めるように剥がすと綺麗に取れる。

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 次にポケットを切り取る。糸ノコでアッサリ分離。車輪直上の床下面が白いのは、フランジが当たらないように削っているから。

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 床板上面全体に2.5ミリ厚のプラ板を張り付ける。車体との取り合いで幅はわずかに狭く。

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 ポケットを短縮して小ネジ2本止めとする。床板端部からのポケット出代をディテールズ・ウエストと同じ8.5ミリとした。フタは作り換えた。
 ポケットの水平は気にならない。出代が少ないからだろう。もし傾いていたら、小ネジ2本の締め付け具合で調整できそう。

 このあと、全体にツヤ消しブラックを吹いて、ウエイト鉄板を貼り直したら完成。

ATSF Shock Control

 "Super"が付かないこのスキームは新造時ではなくて塗り替え後のようだ。本来は屋根歩み板が撤去されている。

PRR Cushioned Car

 屋根板をシルバーとした。確証は無い。

TPW Cushion Service

 これも屋根にシルバーを吹き付けた。カプラーポケットの端部はオレンジに筆塗り。

VTR Cushion Service

 TPW車と同様、屋根をシルバーに、カプラーポケットをオレンジに塗った。

MR&T Cushion Service

 アサーンのRailBox Boxcarの車体に、アキュレールの床板を取付けたモデル。屋根上のシルバーは製品のまま。今回はポケットを含めて床下をブルーとした。また、車体標記の"NEW 6-77"に合わせて、ACIラベルやイエロードットなどを貼り込んだ(過去記事参照)。

ここでハタと気が付いた。屋根歩み板の無い車両のカプラーの出代が小さく見える!

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 どういうことかというと、カプラー直上にある踏台"platform"でポケットの根元が隠れる。正確には、手ブレーキ・ハンドルが下位置の場合に、その踏台が設けられる。屋根歩み板を撤去してもハンドル位置が上部のときはここに踏台が無い。
 真横から眺める分には変わらない。

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ところで妄想を膨らますと、クッション・アンダーフレームが登場した当初はストロークが10インチ程度と小さかったはずだ。それが1960年代に入って緩衝能力を高める目的で20インチ、40インチ、60インチと長くなった。一方、クッション付車両が増えてくると、連結相手もクッション付の確率が高まったり、編成全体での割合が増えて、個々の車両に求められる能力は低くなった。最終的には10~20インチに収まった、という流れではないかな。
 モデルではおかしくない範囲で適当に‥‥。

ケーディーの可動式が採用している前後のカプラーが一体で動く構造は、1960年代までに新造されたSCSC方式と同じである。また、草創期(1927-1952年)には減衰エレメントが無かった。このあたり、誤解している方が多い。大辞典の「クッション・アンダーフレーム」に説明しておいた。

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MKT Hydroframe-60

 ハイドロフレームはPS社のブランドで本来はEOCC方式。"60"は伸びと縮みを合わせた可動寸法のインチだと思う。

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