諸河久著 1970~1980年代 京阪電車の記録
判型はB5、全128頁。全体がコダクローム編とモノクローム編に分かれていて、多用されている見開き2頁の大判写真が迫力満点。京阪本線、交野線、宇治線、大津線と、くまなく網羅。七条・三条間と三条・御陵間の地上線時代が懐かしい。国鉄環状線を潜って京橋駅へ進入する2000系とか、枚方市駅跨線橋の下に並んだ1000、1100形が貴重。鉄道ファン誌や保育社「日本の私鉄シリーズ」などで見覚えのあるものも混じる。一方、7200系や大津線700形以降は登場しない。
ところで興味を惹くショットは中表紙の次の写真。そう、8000系と3000系が並んでいるところは、まず見ない。これは8001編成新造時の偶然の所産。以前に当ブログで話題としたように、黄赤の調子が両車で異なるのだ。この写真で判別できるだろうか。またスカートの灰色にも注目していただきたい。
本書はインターネット検索で容易にヒットするので購入には困らないようだ。まずは取り急ぎご紹介。
| 固定リンク
「京阪の沿線」カテゴリの記事
- 京阪交野線はトーマス尽くし(2024.06.29)
- 京阪SANZEN-HIROBA 改装オープン(2023.05.22)
- 諸河久著 1970~1980年代 京阪電車の記録(2020.04.17)
- 京阪八幡市駅の夜景(2013.07.05)
「京阪の車両」カテゴリの記事
- 京阪交野線はトーマス尽くし(2024.06.29)
- 京阪SANZEN-HIROBA 改装オープン(2023.05.22)
- 諸河久著 1970~1980年代 京阪電車の記録(2020.04.17)
- 転換クロスシートの探求(8)(2018.06.06)
- 転換クロスシートの探求(4)(2018.05.22)
コメント