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2020/11/24

アキュレールのグレインホッパーACF CF-4600

A memorandum about Accurail's covered hopper model ACF Center Flow CF-4600

1両の中古品を修理してBNグリーン7両が揃った。26年も前の1994年に売り出されて定番ともいえるモデルで、皆さんよくご存じのはず。私の気が付いたことを書いておく。いうなれば"とれいん"誌2000年1月号の記事の追補。【画像はクリックで拡大】

 

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Quorted from HOseeker.net

(1)まず組立。ウエイト鉄板について説明書は、斜面妻板にモールドされているタブで抑え込んで固定し、接着剤を使うな、と指示している。私はこのタブを削り取ってしまい、厚手の両面テープで床上面へ貼り付けた。それは床板を上回りシェルに流し込み接着剤で固定したいからで、プラの床板は薄くて歪みが出やすい。二度と分解しないつもりで万全を期したつもり。


ウエイト鉄板はサビ止め塗装をしている

(2)台車とカプラーの取付は、初期の製品では押しピン、後に小ネジ止めとなった。押しピンで支障がなければそのまま。もし抜けてしまうようであれば、ユニファイネジのナベ頭UNC2-56×3/16がお勧め。メーカーでも直販している。中心ピンでのボギー回転は、オネジ部ではなくて、小ネジ頭の外周が擦れる。

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(3)車輪は輪軸一体プラの33インチ(9.5ミリ)径が添付されている。実車は100トン積み用の36インチ(10.5ミリ)径。交換すると計算上は0.5ミリだけカプラーと車体が持ち上がる。それが次の写真。ノギスは車両定規プレートBの高さ52.8ミリを示している。カプラーが許容範囲なので、7両ぜんぶを雰囲気重視で36インチ金属製とした。ただ、これで手持ちの短軸(約25.5ミリ長、コード110)が底を付いた。どうしよう。

なお、同じアキュレールのPS-2CD4750で同じように車輪を交換したところ、カプラーが無視できないほど高くなった。台車を低めのアサーン製に取り換えたけれど、どうしてこんな違いがあるのか分からない(過去記事)。

(4)四隅のステップStirrupが折れやすいのは、ごく初期の製品のようだ。1999年以降に入手したものは補強付のモールドに改められている。それが次の写真の奥で、手前は修理の様子。裏板を追加して接着面積を増やしたつもり。もちろん、床板を切り欠く必要がある。

(5)外観では、COTSステッカーの貼付。このよく目立つ白線で縁どりした小さな黒い四角形が、当初の製品では省略されている。デカールで簡単に追加できる。MicroScale社の品番MC-4126 Consolidated Lube Platesを使ったが今は廃版で、MC-5002、5003、5004に置き換わったようだ。

(6)CF-4600の車両定規がプレートBであることは常識。それなのに、2002年に購入した3両セットにプレートCの四角いマークがあって呆気にとられた。しかも表記の容量が4650cu.ft.だった。ただし車番はCF-4600のものだった。

変更しようと18年間思い続けてきたけれど、もうこのままとする決心がついた。というのも、実車写真を眺めていたら、CF-4600なのにプレートCマーク付きがゴロゴロ。さらにCF-4650に四角マークが無いものも見つかった。記念塗装モデルも2種ともプレートCだった。皆さんの保有車は如何に。

(7)ブレーキシリンダーBCの位置は、アキュレールがモデル化した後期型では車体マウントとなっている。次の写真で、AエンドとBエンドの水平テコの様子を観察すると、Lサイドの側梁内をプルロッドが貫通と知れる。ちなみにセンターフロー設計は中梁が無いのが特徴の一つ。
 列車管(train line)を追加したいならRサイドの側梁下となる。最晩年はこれが側梁に内蔵されてしまったかもしれない(よく分からない)。後期型(1972年-)の一部と、初期型(1965-1966年)や前期型(1967-1971年)の全てはBCが台車マウントなので、加えてLサイドにBC管が必要となる(RMJ誌1994年5月号)。このあたり、すべてのセンターフローに共通しているはず。私はこだわらないことにしていて、単に知識だけ。

さて、アキュレール社自体がありとあらゆるスキームを発売し(メーカーHP)、2017年にはアサーン社がジェネシス・グレードで様々なスタイルを出したから(掲示板ログ)、キットバッシュは下火のようだ。けれど、製造年の差や、投入ハッチや排出ゲートのバリエーションを全てカバーしているわけではない。プレイノPlano社が屋根歩み板を出ているし、いじるのは結構面白いんだけどなあ……。

私の4種7両のラインナップは、Cascade Green Forever!に。

Accurail ACF Center Flow CF-4600 3-bay covered hopper
1970年代登場のラージロゴで製品のまま。COTSを貼付

アキュレイル製のACFセンターフロー・カバードホッパー
1990年代登場のスモールロゴで、製品のまま。COTS貼付


前期型にコンバートし、スモールロゴに仕立てた。


1980年代のロゴ無しスキームに仕上げた。


3ベイを2ベイに短縮してCF-2971に改造した。

次はたまたま持っていたRMC誌1994年9月号の広告

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