« AHMの40'スライドドア・ボックスカー | トップページ | 京阪SANZEN-HIROBA 改装オープン »

2022/12/20

ケーディーカプラー学力検定

KADEE COUPLER Academic Achievement Tests

F級編(満点100点、合格90点以上)
問題F-1: ケーディー以外のマグネティック・ナックル・カプラーが嫌われる理由を列挙しなさい。
問題F-2: スチール製の車軸は忌避されるのに鋼板製の重りが受容される理由を述べなさい。
問題F-3: 多くのモデラーがスケールヘッド#158よりもスタンダードヘッド#148を好む理由を述べなさい。

E級編(満点100点、合格80点以上)
問題E-1: 車両を線路に載せたままでカプラーを解放する手段を列挙しなさい。
問題E-2: カプラーポケットが歴史的に金属製からプラスチック製へ遷移した理由を列挙しなさい。
問題E-3: Walthers社が長尺車にスインギング・カプラーポケットを採用する理由を述べなさい。

D級編(満点100点、合格70点以上)
問題D-1: 台車マウント(タルゴ台車)が危険を生じる可能性のある理由を述べよ。
問題D-2: カプラーの潤滑剤としてKadeeが#231 Greas-emを推奨する理由を説明しなさい。
問題D-3: 一部のモデラーがWalthersスイングポケットにシェルフカプラー#118 または#119を使う理由を説明しなさい。

C級編(満点100点、合格60点以上)
問題C-1: ショートシャンク同士の連結には危険性があるという主張を解説しなさい。
問題C-2: ケーディー製以外のナックル・カプラーを使う上での留意点を述べよ。
問題C-3: 狭幅ポケット#262の材質がポリアセタール(POM)となった理由を推察せよ。他のポケットはポリスチレン(PS)である。

B級編(満点100点、合格50点以上)
問題B-1: Athearnジェネシスの長尺車がスインギング・カプラーポケットの採用を途中で取りやめた理由を推定せよ。
問題B-2: カプラーポケット#232(#5用)と#242(#148用)の取付寸法をKadeeが違えた意図を予想しなさい。
問題B-3: Nスケールで台車マウント・カプラーが多用される理由を述べよ。

A級編(満点100点、合格40点以上)
問題A-1: ポケットの取付高さが正しくても稀にカプラーヘッドが垂れ下がってしまう現象を説明しなさい。
問題A-2: アンダーセット・シャンクとオーバーセット・シャンクを連結するとトラブルの原因となる可能性があるという主張を解説せよ。
問題A-3: ケーディーを他社製ポケットにインストールする場合の留意点を具体的事例を挙げて説明しなさい。

S級編(満点100点、合格30点以上)
問題S-1: #5(#6を含む)でカプラーの復元力を左右で異にされた理由を考えなさい。
問題S-2: ホーンフック(1952-1954年に開発)とケーディーは共に中心高さが25/64(0.391)インチであるにもかかわらず、アサーンBB(1954年にF7A発売)がそれを0.040インチ低くした理由を邪推しなさい。
問題S-3: 牽引力が加わると復元バネが撓む構造のOスケール用#804などにおいて、危惧される現象を予想せよ。

こんな“上から目線”のコメントをMR掲示板で投げかけてみた。>>MR General Discussion Forum
 解答を思いつかれたらコメントいただければ幸いである。

|

« AHMの40'スライドドア・ボックスカー | トップページ | 京阪SANZEN-HIROBA 改装オープン »

カプラーの不思議」カテゴリの記事

コメント

5年ほど前に50年ぶりに鉄道模型を再開し,小さなレイアウトを作り始めた初心者です。貴サイトはとても楽しく,しかも参考になることばかりなので,有り難く拝読させて頂いています。ありがとうございます。
 ところでこの学力検定,気になる設問ばかりです。しかし,ModelRailroaderのサイトの答えは必ずしも的確なものばかりではないようにも感じます(生意気言ってすみません)。模範解答の公開は控えると書かれていますが,こちらのサイトでは是非とも回答をお教え頂けないでしょうか?

>>ご愛読、ありがとうございます。はい、この問いかけは元来、御賢察のように、議論を呼び覚ますために行ったものです。当たり前ですが、すべて私が正しい答えを持っているわけではありません。もしどれか、気になる設問がありましたら、ご指摘いただけたらと存じます【ワークスK】

投稿: 夏山鉄道 | 2023/05/07 20:10

お言葉に甘えて,不躾ながら質問させて頂きます。ご教示頂きたく,宜しくお願い申し上げます。

問題B-2: カプラーポケット#232(#5用)と#242(#148用)の取付寸法をKadeeが違えた意図を予想しなさい。

 この寸法が違うことすら知りませんでした。Kadee社にどのような意図があったのでしょうか?

問題A-1: ポケットの取付高さが正しくても稀にカプラーヘッドが垂れ下がってしまう現象を説明しなさい。

 私は#148(ギヤボックス:#242)を中心に使用しておりますが,シャンクとギヤボックス内部に0.2mm程度の上下隙間があるため,ヘッドの垂れ下がりが大きいことが気になっておりました。車体の上下動に追随させることで不随意解放を防ぐための隙間でしょうか?
(しかし,#8など,ヘッドの垂れ下がりが少ないものもありますね。)
 垂れ下がりに対処するため,貴サイトを参考に,ギヤボックス下部前縁に2×6程度の0.2tプラ板を貼っておりますが,不随意解放を防ぐための上下動を残すなら,シャンク後部の浮き上がりを抑えた方が良いような気もしております。(簡単に試してみましたが,感覚的にはあまり変わりませんでした。)

問題S-1: #5(#6を含む)でカプラーの復元力を左右で異にされた理由を考えなさい。

 このことも知りませんでした。#6では左右の復元力が異なるような形状なので,何となく気にはなっていたものの深く考えておりませんでした。

>>問題A-1に関しては、我が説は貴兄と同じです。それ以外を皆さんにご理解いただけるように解説しようと色々考えたのですけれど,ちょっと難しそうです.しばらく待ってくださいね【ワークスK】

投稿: 夏山鉄道 | 2023/05/10 16:53

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« AHMの40'スライドドア・ボックスカー | トップページ | 京阪SANZEN-HIROBA 改装オープン »