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2023/05/22

京阪SANZEN-HIROBA 改装オープン

Keihan SANZEN-HIROBA renovated and opened: The 5000 and 2600 series were added to the 3000 series.

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京阪樟葉駅に隣接する商業施設"くずはモール"内にSANZEN-HIROBAが改装オープンした。従来の3000系に加えて、5000系と2600系が展示されたのだ。とれいん誌2023年6月号の小文では3系列の模型化の要点を披露している。関心のある向きには喜んでいただけるものと信じる。ここではそれ以外の細々としたことをいつものようにグダグダと‥‥。一部を除き撮影日は公開初日の2023-04-21【画像はクリックで拡大】 


5000系は5551(TC)の前半分のカットである。座席昇降装置が左右一組、稼働する状態で再現されている。車内外ともに新造当時を狙っている。これは後述する3000系と2600系もいっしょ。
 昇降装置の案内ガイドを“袖仕切り”と呼んでいた。最後の第6、7編成のみ形状が異なる。昇降座席は一部のファンに“電気椅子”などと揶揄されたが、実際は固定部よりも座り心地が良かった。
 本型式の欠点の一つが座席の横幅で、1,700ミリ毎に細かく区切られているために、融通が利かなかった。4人掛けを想定していたが、1人当たり425ミリは如何にも少ない。中間車座席定員が表記で4人×12か所+3人×2か所=54人のところ、実質40人にしかならなかった。


3000系は3505(Tc)で、生粋のテレビカーである。床下のカラーは大変に暗いが、これが正しい。モデルでこのまま塗ると多くの方がギョッとされる(2013年刊 レイル誌No.85 p72参照)。

これら以外に2600系2601号車の乗務員室部分がカットして展示された。


当日、会場で無料配布されていた飴。他にクリアファイルも。


改装オープンを記念して、期間限定で8000系3編成にヘッドマークが掲出された。8056号車 樟葉駅4番線。車掌台に立って指差喚呼する運転士に注目。この後、窓から身を乗り出して後方を確認する。他の鉄道ではなかなかお目にかかれない行動だと思う。この落とし窓の構造には苦労させられた。


車内では、吊り広告で宣伝された。2023-05-17 13651号車


こちらは、5551号車復元工事の様子。1204号車 2023-05-20


京阪百貨店のテナントであるフランス菓子ジョフランが売り出したショートケーキ。色合いは新塗装を模しているようだ。これ以外に、関西で有名な豚まんチェーンの551蓬莱が特製の手提げ紙袋を作った。こちらは記事で紹介している。

2014年搬入の3505号車は、建物が完成前で設置が容易だったけれど、今回の5551号車は、天井高さがギリギリで大変だったようだ。床下機器と台車を一旦、取り外したのかもしれない。
 漏れ聞くところによると、この企画はトップが言い出したとのこと。テレビコマーシャルでも宣伝したからだろうか、初日は大変に賑わっていた。企業メセナの一環で、あわよくば商業施設のハズレに集客力をと期待したのだろう。まあ、電車好きな幼児を連れた家族連れがメインターゲットといったところ。しばらくすれば腰掛類が設置されて、昼間の休憩所として重宝されると思う。
 私見は、トップレベルの趣味人が興味を持つ存在を創り出せば、飽きが来ず、魅力的で衆人が自ずと集まる場所になる‥‥といったあたり。

>>鉄道模型情報室での予告報道時の紹介

>>鉄道会社の公式サイト

【追記1】3か月後,8月17日(木)16:07の様子

【追記2】6か月後,年末12月29日(金)13:00頃の様子

追記3】5000系搬入時の動画がアップされていた.床下機器を取り外して5.620トンだという.2024-02-05

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コメント

久しぶりに拝見。楽しく読ませて頂きました。来週、京都へ行くので、出来れば見学して帰ろうかなと、思って居ります。

>>コメントをありがとうございます.お楽しみいただけるとよろしいのですが……【ワークスK】

投稿: 宮崎繁幹 | 2023/06/06 23:58

大変ご無沙汰しています。
「京阪SANZEN-HIROBA」来月19日に行って見る予定です。じっくり拝見させて頂くのを楽しみにしています。

>>コメント多謝.場所が分かりにくかったですかね【ワークスK】

投稿: OER3001 | 2023/08/29 21:29

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