京阪びわこ号の連接構造は(2)
The articurated constraction of the Keihan's Biwako trains, part 2: from Nigel Gresley to Biwako
この21日、レイル103号が発売された(オフィシャルHP)。なんと、"びわこ号"特集。全100頁の内、半分の50ページというから驚き。
グラフページの、天満橋での停車中や、複々線を疾走する姿は、初めて目にする。1935年頃という守口工場での台車単体も凄い。こんな写真はどうやって発掘できたのだろうか。
いやいや、「登場の謎」を追った中山嘉彦氏の一文こそ目を剥く。なにせ注記と参考文献だけに5ページも費やされているのだから。
要は、"びわこ号"は鉄道会社の戦略の一環という説と、連接構造は車両課長の米国視察の結果という風聞が夫々正しいのかという疑問を、資料を探し出して検証する思索と証拠の積み重ね。読み物というよりは、学術論文。
もちろん当方の興味は連接構造。
英国の蒸機技術者として知られるナイジェル・グレズリーの名前が出てきて仰天。【画像はクリックで拡大】
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