2018/06/22

とれいん誌2018年7月号 砂焼き小屋と芦屋変電所

Some topics relating to sanding facilitie and substation in the July 2018 issue of Train magazine

 近着の"とれいん"誌2018年7月号は興味深い記事が多い。巻頭のJR東日本189系は元信越線あさま用ということで愛着のある電車だし、表紙となった美唄鉄道の石炭積込設備は醸し出す物語性が豊か。

 さらにエイジング・ストラクチャーの連載に登場した「砂焼き小屋と給砂塔」は、よくぞここまで再現と感動。ただし名称の「砂焼き」はいただけない。【画像はクリックで拡大】

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2018/01/18

MR誌2018年1月号を手に取って

Impression of the January 2018 issue of Model Railroader magazine

Mr201801p1a 天賞堂に頼んでいた新年号が一昨日、届いた。定期購読をやめたのが2012年だから6年ぶり。
 注文した理由はいくつかあって、一番は新しい編集長の下で誌面がどう変わったのかを知りたかったこと。加えて、日本の模型店が未だ扱っているのかと懸念していた。同封されていた送付状は手書きで、実をいうと大いに心配。税込本体価格1,512円に送料300円だった。【画像はクリックで拡大】

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2011/03/25

RMC誌2011年4月号にスクラッチ記事

Review of the Railroad Model Craftsman's issue of April 2011

Rmc1104f 昨日届いたレールロード・モデル・クラフツマン誌2011年4月号は、興味深い中身が目白押しでした。

 まず最初は、C&NWがF3Bを流用して仕立てたスラグ・ユニットを、素材から自作したモデルの記事です。
 屋根の丸みをプラスチック板の積層から削り出し、リベットは黄銅線を一本一本埋め込むなどという大技が繰り出されています。【画像はクリックで拡大します】

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2009/03/27

童話の「ちいさいきかんしゃ」はアトラン

I looked at some railroad picture books at a bookstore. I liked in particular The Little Train written by Lois Lenski..

 琵琶湖から瀬田川に流れ出す首根っこのところにイオンモール草津というショッピングセンターが出来て3ヶ月が経ちました。暇があったので入ってみると、書店の絵本コーナーが充実しています。
 と、アメリカ型の蒸気機関車が目に入りました。

 題名は「ちいさなきかんしゃ」、著者はロイス・レンスキーという方で、オリジナル版の出版は1940年、福音館書店の日本語版も71年という大昔です。
 展開は、蒸気機関車がラウンドハウスから出て水と石炭を積み、始発駅から終点までの機関士を中心とした単純なストーリーです。追い越していく流線型「あおいいなずまごう」がM10000、シティ・オブ・サライナそっくりだったり、腕木式信号機が上向き3位式(当ブログ2006-10-15参照)だったりと、知っている者にはそれなりに面白いところがありました。
 主役の蒸機はアトランティック4-4-2で、ボイラーの太さや煙突の長さからしてイメージは間違いなくペンシルベニア鉄道のE6sです。

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2009/03/23

PMバークシャー2-8-4は謎だらけ

In the April issue of the Train Magazine published in Japan, Mr. Yoshitaka Matsuo wrote an article about finishing Bachmann's PM 1225 Berkshire. I wonder why Proto 2000 didn't produce the same number.

T0304818  最新のとれいん誌4月号を入手しました。アメリカ型では、佐々木也寸志氏のアムトラック・カリフォルニアゼファーと、松尾彦孝氏のペア・マーケット鉄道蒸気機関車という、いずれも実物と模型とを組み合わせた興味深い記事が載っています。

 私が意外だったのは後者のバークシャー、2-8-4がバックマン製だということです。MR誌昨年10月号の製品紹介は、数年前に発売されたプロト2000の単なる番号違いとばかり思い込んでいましたから、これが別物のバックマンだという記述にはビックリしました。
 中型の貨物用機で、どちらかといえばマニアックな型式なのに、偶然重なったのではなくて、完全な後追いで競作したのですから恐れ入谷の鬼子母神です。値段を半分以下に安く設定していて、"売れる"と踏んでいるのでしょうが、アメリカの市場の大きさを思い知らされた思いです。
 MR誌の製品紹介はプロト2000オリジナルが2004年3月号で、それを引き継いだウォールサーズ・バージョンが2007年1月号でした。

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2009/01/22

TMS誌2月号にOゲージのビッグボーイ

A criticism of the article about Mr. Kimpei Sofue's masterpiece O scale Bigboys, carried by the Hobby of Model Railroading (Tetsudo-Mokei-Shumi), a Japanese magazine. (Bigboy, big boy)

Tmsbigboy

 久しぶりに鉄道模型趣味を買いました。2009年2月号です。
 同誌はアメリカ型には縁遠いことが多いものの「メディアチェック」のページは要チェックで、書店に寄る機会があれば必ず立ち読みさせていただいています。
 昨日もそのつもりだったのですが、この号は思わず買ってしまいました。OスケールのUP蒸機4-8-8-4、それも日本で作られた最高峰のブラスとも言われる祖父江製作所製のモデルが出ていたからです。【上の画像はクリックで拡大します】

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2008/12/27

レベル社の"動く"鉄道模型

32302 自動車で通勤をしていて滅多に書店には立ち寄ることが無いので、偶に訪れると今浦島的な事実に出くわすことがあります。今日も正にそれで、新しい雑誌を発見しました。
 モデルアート誌増刊の「鉄道模型スペシャル」といい、既に「No.3」だというのです。(ちなみに既刊は「No.1」、「No.2」)

 で、立ち読みして驚いた記事は、1956年頃にアメリカで発売されたというRevell社のトレイン・セットの13頁に渡る詳細な紹介です。
 もちろんプラスチック製で、塗装されたF7やSW7という動力付機関車と、数種類の貨車が市販されていたというのです。

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2007/06/17

ウォーボンネットのザ・ツインズ

 Extra 2200 Southという季刊誌が届きました。第130号、2007年4月号です。私が定期購読している唯一の実物誌で、機関車の新造とか、譲渡、廃車の状況を事細かに報じられているものの、文字が多いので全56頁と薄い中身は飛ばし気味に読むのが常です。

 ただし、この号は古い機関車の記事で、サンタフェの旅客用ディーゼル機の特集に目が留まりました。ATSFの第11回目。ただし、旅客用のFユニットは第8回で出たので、今回はそれを除く形式ということで、1935年のEMC箱形から、1937年E1A-B、1939年E3A-B、1941年E6A-BとAlco/PA-PB、1946-48年PA1-PB1、1947年FM/OPA-B、1952-53年E8A-B、1967年FP45、1966年U28CG、1967年U30CGまで、サンタフェ独特の形式が多く、興味が惹かれますし、キャブディーゼルにはどれもレッドとシルバーのウォーボンネット塗装がよく似合い、人気があるのも肯けます。 F'Trackさんの様に、これに拘ったコレクションも面白いですね。

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2005/10/22

アメリカ型蒸機が読売新聞に

melma! Back Number Vol.160 2005/10/22, total 259 copies

Yomiuri  本日、22日の読売新聞朝刊に、なんとアメリカ型の蒸気機関車が大きく写っていてビックリしました。関西版の見開き第21、22面です。

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2005/03/08

童話に出てきた蒸気機関車

back issue.Vil.148 Jan. 31, 2005

Douwa4
 前号で取り上げた映画のポーラー・エクスプレスは、同名の絵本を基にしているという話でしたが、実は、私自身にも幼かった頃に読んだ童話の思い出があります。それは小学校に上がったばかりの私に母方の祖母が買い与えてくれたものです。
 先日思い立って実家の物置を探してみるとちゃんと残っていました。

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