2009/08/15

雪晴れの上田交通別所線

Backed by the mountains around Ueda Basin, the trains of the Ueda Electric Railway run in snow scenes.

 信州といえば山国ということで冬は雪深い風景を想像されるでしょうが、こと、上田盆地に関しては、そうではありません。内陸性気候を地理の授業で習った様に一年を通じて降水量が少ないのです。たまに降っても日に当たって直ぐに消えてしまいます。ですから、上田丸子電鉄、今の上田電鉄の雪景色を撮れるのは地元在住者の特権といえます。
 今回お見せする写真は1974年、期末休暇で帰省中に撮影したものだと思います。天気予報を確認して、早朝から出かけたはずです。【画像はクリックで拡大します】花見旅館 サハ62
Image20b

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2009/05/25

国鉄飯山駅1971年 C56と転車台

Two steam locomotives, a turntable and a shed at JNR Iiyama station, Nagano-ken a nostalgic good old day

飯山線C5696
 話は前後しますが、前回の越後交通の来迎寺へは飯山線を使いました。ここに乗車したのは後にも先にも、このとき、1971年の8月23日だけです。
 上田から長野までは信越本線の旧国、長野から飯山はディーゼルカーです。この飯山での接続が悪くてだいぶ待たされたのですが、5枚はその間に撮影したものです。【画像はクリックで拡大します】

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2009/05/24

越後交通 長岡線1971年

A visit to Raikoji station, Niigata-ken in 1971 for railfanning Echigo-kotsu Nagaoka line, 3 foot 6 inch, 1,067mm gauge

越後交通ED262
 先日紹介した762mmナローの栃尾線を調べていて、ここが同じ越後交通だったことに初めて気が付きました。ゲージが1,067mmと異なっているとはいえ、恥ずかしい話です。
 これらの写真は、持って行ったカメラがハーフサイズ、おまけに雨が降って散々だったので、現像はしたものの焼き付けたことがなかったネガです。スキャナーで読み取って補正を掛けたら何とか見られますので、披露しておきます。訪問日は1971年8月23日で、場所は信越本線との接続駅の来迎寺(らいこうじ)です。【写真はクリックで拡大します】

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2009/05/19

越後交通 栃尾線1972年

A visit to Nagaoka, Niigata-ken in 1972 for railfanning Echigo-kotsu Tochio line, a 2-foot 6-inch narrow gauge electric railway

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 この6枚の写真は記録が残っていて、1972年11月23日の新潟県長岡です。ウィキペディアに拠れば全線廃止が1975年4月ということで、その2年半前です。
 訪問の主目的が長岡第1機関区(あるいは長岡運転所)でのEF15見学で、ヘトヘトになった帰途ですから、栃尾線はこれがやっとでした。
 2フィート6インチ、762mm軌間のナローとはいうものの、直角カルダンのモダンな電車が走るという軽便離れした鉄道でした。【写真はクリックで拡大します】

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2009/05/15

国鉄長野駅1980年前後の早朝風景

Scene of JNR Nagano station at an early morning circa 1980

Img066a
 ここにお見せする6枚の写真には、情けないことに全く記憶がありません。
 気配から早朝、季節に関しては上着と半袖の姿が混ざっています。1枚目は長野駅1番線に到着した下り荷物列車で、牽引機はEF6211、客車は6両です。【写真はクリックで拡大します】

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2009/01/03

しなの鉄道の2009年正月

The 2009 new-year visit to Shinano Railway

 この正月に何十年ぶりかで小学校の同級会があって信越本線、もとい、しなの鉄道の上田へ日帰りで行って来ました。めったに帰省することもなく、するときはいつも車でしたから、鉄道名が変わって初めての利用です。
 京都から新幹線で名古屋、そこから特急"しなの"で篠ノ井まで、さらに"しなの"鉄道で上田という行路です。 自宅近くでバスに乗り込んで上田駅の改札を出るまで5時間半ですから、車よりは30分ほど速いかと思います。まあ費用のことを考えれば、2人以上なら車でしょう。今回は単身で、しかもアルコールが入るという理由です。【写真はクリックで拡大します】

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2007/08/11

EF62の台車アンカー構造

JNR electric locomotive EF62 type was equipped Jacquemin-linkage(Jackman-link) trucks.

 dda40x氏のサイトでEF62における台車の話を読んだら、懐かしさがこみ上げてきました。信越線での試運転というのですから1963年(昭和38年)。私は小学6年生でしょうか。授業で上田城の石垣を背に写生をしていたとき、遠望したのが最初の出会いです。「城跡から眺めれば細く青い川。橋のたもとに造り酒屋のレンガ煙突……」という、さだまさしさんの「案山子」という歌にそっくりな情景が瞼に浮かんで、目が潤んでしまうのは歳のせいですかねぇ。確か、蒸気機関車と重連でした。また、専売公社工場からのタバコの匂いが漂っていたような……。

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 駅近くの踏切で入換作業を見ていた記憶もあります。その時なのか、しばらくして雑誌を見てなのかは判りませんが、不思議な台車の構造を一生懸命に考えた結果、左右のリンク先端同士を結ぶ平たいバーみたいなものがあって、その真ん中に中心ピンが通っている。これが所謂「下揺れ枕」的な作用をしているのだろうと推測しました。そういう風に、今の今まで思い込んでいたのですが、言われてみれば、BNの6599号機と同じ様です。回転中心にピンが無いなどという仕組みは当時、理解の外でした。【画像はクリックで拡大】

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