2018/06/22

とれいん誌2018年7月号 砂焼き小屋と芦屋変電所

Some topics relating to sanding facilitie and substation in the July 2018 issue of Train magazine

 近着の"とれいん"誌2018年7月号は興味深い記事が多い。巻頭のJR東日本189系は元信越線あさま用ということで愛着のある電車だし、表紙となった美唄鉄道の石炭積込設備は醸し出す物語性が豊か。

 さらにエイジング・ストラクチャーの連載に登場した「砂焼き小屋と給砂塔」は、よくぞここまで再現と感動。ただし名称の「砂焼き」はいただけない。【画像はクリックで拡大】

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2018/06/02

転換クロスシートの探求(6)

Search for link-type walkover sheet patents: part 1, Hale & Kilburn Co. and etc.

 少々手こずっていたけれど、英国で復元中の蒸気動車に行き着いたときには、これだ! と小躍り。1908年製というグレート・ウエスタン鉄道の蒸気動車のメカニズムが紛れもなく4節回転連鎖なのである。【画像はクリックで拡大】

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2018/05/29

転換クロスシートの探求(5)

The link-type walkover seat introduced in Japan in the 1930s

Tenkuro1.jpg

 おおおっ! これぞ求めていた転クロ!
 またまた宮崎繁幹氏からお便りが届いて、開封したらこの図が出てきた。【画像はクリックで拡大】

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2018/05/11

転換クロスシートの探求(1)

A stady of walkover seats for interurban railways, street cars and etc.

walkover seat 転換クロスシート 事の始まりは某急行電鉄。その社主が新造車を転クロにしたいと言い出した。もちろんモデルの話。寸法や構造の実車資料を提供していたら、興味がわいてきた。
 現在、我が国で広く使われるこの座席は、本当に素晴らしい。進行方向に座れて楽チンだし、さらに向い合せにもできる。それも軽く押すだけ。安価で故障しない上に怪我の心配も寡少。おまけに自動式まである。考えれば考えるほど惚れ惚れする。いったい、いつ、誰が考案したのだろうと思ったら夜も寝られなくなった。(図は京阪3000系用で"電気車の科学"1971年8月号から引用)

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2009/09/08

北米鉄道百科事典で電化を引く

A book review of the Encyclopedia of North American Railroads

 先日話題としたアメリカの架線高さを調べようとして、最初に思い付いた本が表題の「エンサイクロペディア・オブ・ノースアメリカン・レールロード」、1,281頁、99.95ドルという大冊です。
 残念ながら、答えそのものは得られなかったものの、私にとって茫洋としていたアメリカの電化鉄道について書かれたテキストに初めて巡り合えて感激でした。値段の高い割に役に立たないとばかり思っていた本書を再認識した次第です。
【画像はクリックで拡大します】

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2009/07/30

京阪の色は移りにけりな

The train connecting with the boat Michigan, the Keihan 8005 fleet consisted of 7 cars, a shot at Sekime station. circa 1993

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 8000系を造ったときの話です。
 この車が登場した元々の理由は、三条から出町柳までの開通で到達時分が延びるところにありました。それまで、特急が運用7本で予備2本の9本体制だったものを、ダイヤ編成上から1本を増備する必要が出てきたのです。
 よって基本的なデザイン・イメージは既存の車を踏襲するという考え方だったのですが、この際だからガラっと変えるべきだという意見も当然ありました。それで、京阪グループ内ではこういうことに特に造詣が深い、京阪百貨店の中西徹社長に相談したのではなかったかと思います。【写真はクリックで拡大します】

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2009/07/23

京阪はカーマイン・レッドの心

Why are former two colors of Keihan's limited express bodies called Mandarin orange and Carmine red?

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 この7月に発売された鉄道ピクトリアル誌2009年8月臨時増刊号は9年ぶりの京阪特集ということで、日本の実物誌を”願断ち”しているはずの私も2千円の大枚を叩いてしまいました。来年が開業100周年ということで編集に力が入っているようで、初耳の話や見たことのない古い写真も目白押しです。

 中でも白眉の記事は、澤村達也先輩の「車両開発の一時代」だと思います。さらにこの内の「第3章 回生ブレーキの系譜」が技術に関心のある向きには必読です。複巻(ふくけん)電動機の仕組みをご存じの方々には特に面白い内容だと思います。

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2009/05/22

グレンフィナン高架橋は曲がっているか

Which is the element arch of Glenfinnan Viaduct, Scotland curved or straight?

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 しばらく前の5月19日、朝日新聞夕刊(大阪本社3版)では既に新型インフルエンザ騒ぎが始まっていましたが、私は呑気にも、朝日サンツアーズという旅行会社の広告に目が釘付けになっていました。カーブしたアーチ式高架橋を蒸気機関車が走る写真が出ていたからです。
 早速ネットを辿れば「~ヒースの花咲く雄大な大地とミリタリー・タトゥ鑑賞~ 列車で巡る・スコットランド紀行 9日間」という、関西空港発着のイギリスツアーです。

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2008/11/15

ウィントン・エンジンのEMC入換機

 EMDの前身であるEMCが製造した草創期のディーゼル入換機、SWとSW-1が異なる形式ということを知って、BNには全く関係が無いのですが、興味が出てきて勉強をしてみました。
(*^_^*)

 引っ張り出してきた資料は2つです。
 1つは定番のカームバック・ディーゼル機関車図面集で、このp34にSW、SCの図面があります。ただしこの本、現在は版元で絶版となっています。初版が出た1980年からはだいぶ年数が経っていることもあって、たぶん近々、大幅にページ数が増えた新版が出てくるのではないかと期待しています。蒸気機関車図面集の方の在庫は大丈夫です。

Seconddiesel もう1つは、私が古めのディーゼル機で教科書としているThe Second Diesel Spotter's Guide(1973年刊)です。こちらも絶版ですが、古書が潤沢に出回っています。近年、Wikipediaの記述が充実してきていますから再版の可能性は非常に低いのではないかと思います。

 さて、ウィントン・エンジン付のEMC入換機の分類です。製造は1936年から1939年までの4年間です。HTMLタグの練習も兼ねて、次の表を作ってみました。35年製の試作機2両とかNW-4、1,800hpのTは除いています。

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2008/08/28

MCBAのバーリントン・ブレーキ実験

 しばらく前にお送りした「自動連結器誕生の物語」の中で紹介したアメリカの鉄道安全装備法=Railroad Safety Appliance Actの制定において、特に空気ブレーキ実用化への大きな切っ掛けとなった実験があります。それが1887年のバーリントン近郊におけるMCBA(the Master Car Builders Association)主催のトライアルです。

 私が初めてこの実験のことを知ったのは、ライフ/人間と科学シリーズ「車と文明」(1977年刊)の次の一文です。
「年間3万件以上にものぼる死傷事故に対する鉄道関係者の態度に義憤を感じていたコフィンは、MCBA(原文には汽車製造協会)の手で長い貨物列車にエアブレーキと連結装置を取り付けて、実験してみることを説得した。その様子を見ていたある人は次の様に書いている。"長い列車が、バーリントンへ入る前の急な下り坂を時速64kmで突進してきた。そこでブレーキを掛けると汽車は150mも進まないうちに、きしみ音をほとんどあげずに停車した" その輝かしい成果をみて、年老いたコフィンは"私は世界一の幸せ者である"と泣きながら叫んだ……」

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