2021/03/28

スカイトップ展望車の水上レストラン◆高田寛氏のお便り

The floating restaurant in Detroit, Michigan was the ex-Skytop Observation cars of the Milwaukee Road. Hiroshi Takada visited there on July 26, 1991

01img907b

高田寛氏に写真を送っていただいた。一目でわかる通り、ミルウォーキー・ロードが誇ったスカイトップ・ラウンジが水上レストランとなっている。しかも2両。場所はデトロイトで、1991年7月の訪問だという。【画像はクリックで拡大】

続きを読む "スカイトップ展望車の水上レストラン◆高田寛氏のお便り"

| | コメント (0)

2010/09/22

流線形テネシーアンの奇妙なサザン物語

A Strange "Southern" Story by Otto Kuhler in his "My Iron Journey, An Autobiography of A Life with Steam and Steel" published in 1967. This model, the Tennessean, a streamlined steam locomotive of Southern Railway. was manufuctured by Weaver in 1996.

Img_9497b
 Kevin J. Holland著"The Steam Liners"等に拠れば、流線形1380号機は、サザン鉄道が1941年5月17日に登場させたテネシーアンの牽引機です。全運行区間であるワシントンDC・メンフィス(テネシー州)間の内、ワシントンDC・モンロー(リンチバーグ)間165マイルを担当しました。ちなみにモンロー・ブリストル間210マイルはN&WのクラスJ、ブリストル・メンフィス間552マイルはディーゼル機DL-107やE6Aが牽引し、客車はプルマン・スタンダード製9両編成が3本、用意されたとのことです。
 同機は52年6月29日に終焉を迎え、解体されました。【画像はクリックで拡大します】

続きを読む "流線形テネシーアンの奇妙なサザン物語"

| | コメント (1)

2010/03/14

IHCリバロッシ製の流線形客車(1)

Pullman-Standard Smooth Side Passenger cars with BN's Hocky Stick scheme, produced by International Hobby Corporation/ Rivarossi, part 1
Bn_special_205b

 このところ俄かに客車づいていまして、今回も古くからのデッドストックを引っ張り出してきまた。BN、バーリントン・ノーザン色のスムーズサイド・パッセンジャーカーです。
 この製品は、特定の列車を再現したスケール的なものではなくて、それらしいボディにUPとかNYCとかの各鉄道の塗装を施した"雰囲気モデル"ですから、走ればOKとばかりに、台車とウエイト、それにカプラーだけを弄る算段だったものの、これがなかなか手強いブツでした。【画像はクリックで拡大します】

続きを読む "IHCリバロッシ製の流線形客車(1)"

| | コメント (0)

2009/08/26

リベットだらけの流線形電関はGG-1?

Pennsylvania Railroad's P-5a electric locomotive Modefied version, Sunset Models 3rd Rail O gauge, a brass model, made in China 2000

Img_8429a

 先日、ペンシルベニア鉄道の架線高さを話題としましたので、シンボル的存在であるGG-1のモデルをご覧に入れようと思ったのですが、手持ちはレタリングが無かったり、パンタが壊れていたりと、写真を撮れる状態ではありません。それで、こいつを引っ張り出してきました。同鉄道のP-5a、軸配置は2C2、蒸機で言ったらハドソンです。【画像はクリックで拡大します】

続きを読む "リベットだらけの流線形電関はGG-1?"

| | コメント (0)

2009/07/13

カナダのCPR ロイヤル・ハドソン

Canadian Pacific Railway the Royal Hudson 2850, MTH Electric Trains O gauge model, scale wheels version

Img_7678a
 久しぶりに流線形を入手しました。MTH社のダイキャスト製Oゲージ、カナディアン・パシフィック鉄道の4-6-4です。【画像はクリックで拡大します】

続きを読む "カナダのCPR ロイヤル・ハドソン"

| | コメント (0)

2008/03/16

流線形シンドローム

Sindroam_2  今日3月16日、読売新聞朝刊の書籍紹介頁にあった新刊は原克(はら かつみ)著「流線形シンドローム――速度と身体の大衆文化誌」。
 ということで早速、出版元である紀伊國屋書店のサイトへ飛んでみると……

 自動車、機関車から、建築、警察、ゴルフクラブ、ミルクボトル、流行歌、デートコース、女性の身体にいたるまで…すべての道は流線形に通ず!?1930年代、アメリカ・日本・ナチスドイツ――かっこよくも危ういイメージの系譜をたどる。

第1部 流線形メイド・イン・USA(プレ流線形時代;1930年代、流線形大衆化時代;流線形シンドローム)

第2部 ドイツと日本の流線形(流線形帝国ナチス;記号の帝国ニッポン) 20世紀前半に一世を風靡したデザイン、流線形。

続きを読む "流線形シンドローム"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/05/21

C&Oの流線形ハドソンと鉄道車輛401集

The ad of C&O L-1 model imported by PSC appeared in the May 2007 issue of the Railroad Model Craftsman magazine.

 先日届いたRMC=レールロード・モデル・クラフツマン誌の5月号PSCの広告にC&O=チェサピーク&オハイオ鉄道流線形蒸機のHOモデルが登場しました。

Rmc200705p26

 実は、私が生まれて初めて知ったアメリカのストリーム・ライナーは、20世紀特急でもデイライトでもなくて、このL-1なのです。「鉄道車輛401集」という、TMSに連載されたプロトタイプ・ガイドという記事を集めた特集本のp16、元々は1950年(昭和25年)10月号で、不鮮明な写真と簡単な形式図が出ています。
 「テンダ後部をご注意願いたい。わざわざ客車と同じ高さにしているのだ。如何にロコが大きいかもお察しいただけると思う」という一文と併せて、アメリカは凄いという印象を持ったものです。

続きを読む "C&Oの流線形ハドソンと鉄道車輛401集"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006/07/28

流線形コレクション4:パシフィック競演

JAMコンベンションに行く目的は、限定販売モデルの整理券かな?
melma! Back Number 2006/07/28 Vol.190 total 297 copies

Dscf3862b 今、JAMコンベンション大阪大会に展示する車両を順番に点検しているのですが、買ったままで連結器を付けていないモデルが多いのに閉口しています。塗装済み完成品で、破損もなく一応問題がないとなると、満足してしまって、陳列もせず、そのまま箱に入れて納戸行きとする習性は、阪神大震災の後遺症なのでしょうか。
 
 さて流線形蒸気機関車の車輪配置を見ていて、4-6-2のパシフィックが多いことに気が付きました。また、前号でのサンタフェやペンシーを含め、どれも新製ではなくて旧型機からの改造なのが面白いところです。今回紹介の4例以外でも、フリスコのファイアー・フライ、SRのテネシーアン、NYCのマーキュリー、T&NOサンビーム、NC&StLシティ・オブ・メンフィス、それにMilw、N&W、L&N、SALなど皆、そうです。

続きを読む "流線形コレクション4:パシフィック競演"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/07/22

流線形コレクション3:PRR,NYC,ATSF

今回のアンケートは、JAMコンベンションに行かれた回数をお尋ね……
melma! Back Number 2006/07/22 Vol.189 total 298 copies

Dscf3790a

 JAMコンベンション大阪大会にモデルを展示するに当たって、頭を悩ませたのはその方法です。主催者から提供される平面テーブルの上に、ただ並べたのでは芸がありません。編成美を示したいので、昔から試みたかった雛壇スタイルをやることにしました。
 事務局に申請して与えられた広さは、「個人」用の倍で、幅1,780mm、奥行き730mmの机を4個、2×2に配置したもの。この上にパンチカーペットを敷くとのことです。私は、奥の方に幅3,560mmの雛壇を設置して編成物を機関車+5両編成で並べ、手前の平面に単品を幾つか斜めに置くプランを立てました。【画像はクリックで拡大します】

続きを読む "流線形コレクション3:PRR,NYC,ATSF"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/07/17

流線形コレクション1:ハヤワッサ

 JAM大阪大会へ流線形をテーマに出品したときの記録です。
Dscf3926c

流線形コレクション終:JAM大阪大会の総括 06/08/14
流線形コレクション7:会場展示完成 06/08/11
流線形コレクション6:会場設営 06/08/10
流線形コレクション5:会場配布チラシ 06/08/06
流線形コレクション4:パシフィック競演 06/07/28
流線形コレクション3:PRR,NYC,ATSF 06/07/22
流線形コレクション2:乗用車、バス、飛行機 06/07/18
流線形コレクション1:ハヤワッサ 06/07/17

 国際鉄道模型コンベンション=JAMが7年目にして初めて東京以外の都市、大阪で開かれるということで、せっかくなので、私も参加することにしました。この8月11日(金)から13日(日)にかけて、南港のインテックス大阪です。
    http://www.jam.gr.jp/convention/index.html

続きを読む "流線形コレクション1:ハヤワッサ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

13mmゲージJM AHMの大いなる遺産 JAMコンベンション JORC関西 JR京都線・奈良線・山陰線 JR湖西線・琵琶湖線・草津線 JR神戸線・環状線・きのくに線 MDCバスター Oゲージ三昧 UPファン日記 ちょっとしたヒント よしなし事 アサーン40'ボックスカー アサーン50'ボックスカー アサーン・フリーク アンケート イコライザー イベント報告 エレクトリック・パワーズ オートキャリアー オープンホッパー爛熟 カバードホッパー万歳 カブース・カントリー カプラーのクッション化 カプラーの不思議 カメラと画像加工ソフト カリフォルニア州鉄道博物館 ゴンドラゆらゆら ジャンク弄りは至上の娯楽 スチーム・ブロワーズ ストックカーバラエティー セクシー・タンクカー ダブルスリップなど分岐器 ディーゼル・サウンダーズ トロリー天国 ナローも大好き ビッグ・スケール ビデオ案内 フラットカーは積荷命 ブラスのキラメキ ボックスカー・アトランダム メディア情報 リーファー百花繚乱 レイアウト案内 中国・四国・九州 京阪の沿線 京阪の車両 北米鉄道巡り 南海電鉄 博物館案内 叡山電車 和洋のモデル本 国内鉄道巡り 国鉄技師訪米記 客車も楽し 建物、自動車etc. 新旧製品探訪 新製品情報 日本型2軸貨車 日本型は基本 日本型ボギー貨車 日本型客車・電車 日本型機関車 日本型貨車製品資料 日本語写真集賞賛 日本語本やぶにらみ 東海・関東・東北・北海道 模型店めぐり 洋書は写真だけ 流線形ホリック 福井・石川・富山 緩和曲線 老年の主張 戯言 貨車用台車探求 路面電車大プロジェクト 車輪の問題 車輪・台車のABC 軌条のクウロン 転換クロスシートの探求 近江鉄道 近畿日本鉄道 鉄道の電気技術 鉄道マメ知識 長野・新潟 関西OJ運転会 関西公営中小等 関西合運 阪急電鉄 阪神電鉄 魅惑の欧亜豪