2004/07/10

UPファン日記◆COLAの再現は着々と……

back number Vol.70, Oct. 28, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

"Ask, and it will be given to you; seek, and you will find; knock, and it will be opened to you".

とは聖書の言葉ですが、模型趣味にも同じことが言えるのではないでしょうか。

 最近の私の興味はCOLA(City of Los Angels)編成の再現ですが、欲しい!と思うとちゃんと欲しかった商品が入手できるものですね。今日はワサッチ製のsleeperを2輌、あるオークションで市場価格よりかなり安く落札しました。また先日は5輌のクマタ製客車を入手していますので、この2ヶ月で15輌ほどを増備できたことになります。しかもすべて格安で、とてもラッキーです。【画像はクリックで拡大します】
Gimg811
【「写真で楽しむ世界の鉄道(2)」に掲載。牽引機はE8のA-B-B】

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2004/07/07

UPファン日記◆いずこも同じ塗装の悩み

back issue Vol.67 Oct. 21, 2001, re-edited Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 UPファンだけでなく、外国型ファンの多くが塗装、塗料について悩みをお持ちのことだと思います。そこで国内製品を何とか利用出来ないかという考えが浮かぶわけで、この“アメ情”でも代用塗料データベースが提言されています。

 私は以前、フロッキル社のエナメル塗料を使用していましたが、UPのアーマーイエローの色調がOMI製品とあわないことに少々の苛立ちを感じていたことと併せて、最近はシンナーが輸送上の安全性の問題から入手困難になっています。

 そこで、同社のセカンドラインであるポリーなる通販可能な水性アクリル塗料に転換しようかとも考えたのですが、フロッキルとの色調の差が余りに大きいこと、塗り難さ、さらに表面のテクスチュアー=質感が受け入れがたかったので国産塗料への転換を決めました。

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2004/07/05

UPファン日記◆リバロッシの客車を使えば

back issue Vol.65 Oct. 13, 2001, re-edited Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 ウォルサーズから新発売のBUDDシリーズはかなりの人気を呼んでいるようです。以前も申し上げた様に、台車が異なる以外はSleeperがUPのPACIFICシリーズをプロトタイプとしていますから、安上がりにCOLAやCOSFを編成してみたいという欲望が湧きあがってきます。

 ところで、現在発売されている客車で一番ポピュラーなのはリバロッシ製品でしょう。
Rivarossi_passengercar_up

【写真はeBay出品の"Light Weight Streamlined 1930s Style"より引用】

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2004/07/03

UPファン日記◆クマタの客車を弄る話

back issue Vol.63 Oct. 7, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 私の模型のテーマはユニオン・パシフィックのみです。それも1945年~1965年に限っています。他の時代や他の鉄道に興味はありますが模型として楽しむことはありません。限られた予算の中で充実した趣味にしたかったからです。

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2004/06/10

UPファン日記◆本当の日記

back number Vol.60, Sept. 30, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 最近、私のマイブームは鉄道模型です。あたりまえの話ですが、なんか最近特に、のめり込んで、他の趣味はほとんどサボって鉄道模型ばかりで遊んでいます。そんな私の昨日を紹介させていただきます。
 6:00 起床 毎日の習慣で起きちゃいます。

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2004/06/05

UPファン日記◆Tower "A"

UP Cheyanne Tower-A, back number Vol.55, Sept. 18, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 ワールド・トレードセンターの大惨事に皆様も心を痛めておられるのではないでしょうか?  報復が声高に叫ばれていますが、これ以上の流血も悲惨です。
 かといって、このままではテロを助長する結果にもなりかねません。あえて軍隊を動かすのであれば、歴史的なタイムスパンで見たとき、この行動が後のテロリズムを抑止し、多くの人命を救ったといわれるものにしてもらいたいと願っています。広島への原爆投下と同じ論理ですので、反対される方もいらっしゃるとは思いますが……。

Omp1751b 事件の翌日、カナディアン・モデルより、かねて予約してあったOMI製シャイアンTower "A"が入荷したとの知らせがありました。そして、アメリカ空域の飛行禁止でどうなるものかと心配しましたが、本日早くも到着しています。
【写真はCMT-Canadian Model TrainsのHPに掲載のOMI製品案内2001年7-9月号p1751より引用】

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2004/06/01

UPファン日記◆BIGBOYの時代変化とモデル

back number Vol.51, Sept. 9, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 BIGBOYは、1941年の製造から1963年の除籍まで変化の少ない機関車です。それだけにかえって時代考証が怠られがちとも言えます。簡単に形態変化と模型について概観してみたいと思います。

 最初の変化は、スチーム・デリバリーパイプのスリップ・ジョイント(後ろのシリンダーと、スチームパイプのジョイント)にスプリングが1946年までに付いたことです。
 そして1947~1948年にはテンダーに増炭板が、また発電機が従台車前からボイラー上に移設されました。そして、ヘッドライトにつけられているナンバープレートのガラス部分が鉄板でふさがれています。

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2004/05/09

UPファン日記◆貨車についての雑感

back issue Vol.49 Sept. 2, 2001, re-edited Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 私の好きな貨車はHK-70-1というバラストホッパーです。1947年製の70トンACF製です。長期にわたり使用されており、“UNION PACIFIC FREIGHT CARS” Metcalfe Publications刊によれば1,000輌製造されたうち932輌が1971年にまだ現役だったそうです。バラストホッパーは砕石だけでなく、石炭輸送に使われており、BIGBOY等のひく石炭列車の中心的存在でした。

Mdc4801582up_ballast
【写真は品番480-1582で、eBay出品より引用】

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2004/05/08

UPファン日記◆BIGBOYの給水ハッチ

back issue Vol.48 Sept. 1, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣

 このたび、「UPファン日記」はアメリカ型鉄道模型情報のUPブランチとして合併していただくことになりました。私の号はあくまでUPファンの独り言として読んでいただければ幸いです。

 先日、アメリカのオークションサイトのEbayをのぞいていましたら、天賞堂製チャレンジャーが出品されていました。TTグレーリフターつきです。開始価格は低いものの、最低落札価格を出品者の模型屋さんは店頭価格とほとんど同じに設定していますのであまり面白みはありません。日本で買うよりははるかに安いですけれど……。
 ところで、私の目をひいたのは、この製品のテンダーの給水ハッチです。前回の「UP日記」を読んでいただいた方にはわかって頂けると思いますが、BIGBOYやチャレンジャーのテンダー給水ハッチは1枚板の結構幅の狭いものがついています。ところが、天賞堂製やKEY製はFEFと同じ幅広のものとしているのです。

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2004/05/07

UPファン日記◆BIGBOYに対する疑問の数々

back issue Vol.47 Sept. 1, 2001, re-edited on Nov. 27, 2010

by Bullmoose稲垣


 今日の日記は模型と資料についてのとりとめのないお話です。
 最近KEY-サムホンサ製カスタムシリーズのBIGBOYと、OMI製の1992年製BIGBOYを買いました。それぞれよくはできていますが両者を比べると色々な疑問が湧いてきます。なお、KEY製は4000番BIGBOY 1次型の1号機、OMI製は4022で2次型です。
 まず、OMI製は煙室と火室が銀色!これは保存機の塗装で、実際に運用中のBIGBOYはグラファイトです。最近の模型でこの間違いはさすがになくなりましたね。(私はグラファイトを塗りました)【写真はブログ"Streamliners"から引用のOMI製品】

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